麦芽飴とは
麦芽飴とは、主に大麦を発芽させた麦芽(ばくが)と、米または芋のみでつくる水あめのことです。米や芋のデンプンを麦芽の酵素で糖化させて作ります。広く出回っているものは、馬鈴薯の精製デンプンで大量生産されているものですが、麦芽飴づくりの歴史は世界中に古くからあり、国や地域によって作り方が引き継がれ、地方によっては伝統的な食文化として残されている地域もあります。
教えてくださった方が言うには、砂糖が貴重な時代はとても重宝し、そのまま食べたり、お祝い行事などの特別な日のもてなしに出したそうです。私の住む岩手県県南周辺では、そのまま食べるのはもちろん、煎餅につけたり餅にかけたりして食べていました。
甘味は砂糖の1/3程度で優しく、特に手作りのものは麦の香りと米や芋のコクや風味があり、食事をした後のような満足感があります。
岩手県食の匠とは
岩手県内の地域の郷土料理や食文化を、次世代に伝承できる人物を岩手県知事が認定ししています。
その知識と技術を活かし、地域の多彩な資源や食文化で地域を活性化を図っています。
これまで300人余りの方々が認定されており(2023.12現在)、県内外の活動で実演指導をしたり、農産加工販売やレストラン、グリーンツーリズムなどの取り組みがあります。
岩手県食の匠の詳しくはこちら(岩手県ホームページ)
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麦芽飴との出会い
【販売等について】
生産数が限られるため、現在販売はイベントのみで行っております。イベントに関しましてはINFOMAION、SNS等ででお知らせいたします。
作り方や技術などに関しては、CONTACTよりお気軽にお問い合わせください。